珈琲の味は豆7割、焙煎2割、入れ方1割と言われてます。良い珈琲であれば
あとはいくつかのポイントを守るだけなんですよ。

 
 @ 新鮮な適温のお湯を準備します
 
  適温は
82〜83℃です。沸騰したお湯を少し落ち着かせてから
 使用します。
 細口のポットに移し変えるだけで90℃近くまで下がります。


 A 器具・フィルターをセットします

  フィルターは図のように側面を折り、底の部分を側面と逆の
 方向に折ります。次に側面や底の部分を指でならし、ドリッパー
 に押し付けるようにセットします。

 B 珈琲の粉を計量し、セットします

  中挽きのコーヒーの粉を
適量入れ、表面が平らになるように
 ドリッパーを軽くゆすります。
  慣れたら、好みの量に加減してください。

 C 1回目の注湯です
 
  低い位置からそっと置く感じで、粉面に対して垂直に落ちる
 ようになるべく細く注ぎ、粉を
暴れさせないように注意します
  中心部から「の」の字を描くように、粉全体に染み渡ったら
 止めます。(目安はサーバーに
数滴落ちる程度です) 


 D 蒸らします
 
  粉面がハンバーグ状に膨らんでくるので、珈琲のおいしい
 成分を抽出し易くするため、そのまま
20〜30秒程度蒸らし
 
ます
  粉に挽いて1日以上経過した場合、ふくらみは弱くなります。


ここで3回目の注湯へ


 E 2回目の注湯です
 
  1回目と同じ要領で注湯し、お湯が
ある程度ひくまで、次の
 注湯を待ちます。この時、ドリッパーの湯を落としきっては、
 アクがでてしまうので注意してください。

 
 F 3回目以降の注湯です
  
  1,2回の注湯で珈琲の大方の成分は抽出されてますから あとは
 いやな成分が出てこないように、珈琲をのばしてあげます。
  そこで・1,2回の注湯より落とす
湯をやや太くし・珈琲の外壁
 を
崩さないよう・そっと「の」の字を描くよう・珈琲の粉が常に
 お湯に
浸かっているよう・注湯します。

 G 抽出終了です
 
  サーバーの目盛を確認し、予定の抽出量に達したら

 ドリッパーにお湯が残っている状態
でサーバーから外します。


 H 出来上がりです
 
  この頃には、サーバーに落とした珈琲は多少冷めてますので、
 サーバーの水気を拭いて、軽く温めなおしてあげて下さい。
  この時、
沸騰させてはいけません。温めておいたカップに
 注ぎ、お召し上がりくださいませ。

 コーヒーを淹れる道具はたくさん種類がありますが、ここでは ご家庭でも気軽に楽しめるよう、おいしく淹れやすい「ペーパードリップ」をご紹介いたします。